キッドのスコアブック

野球指導者・教員。社畜で中肉中背な量産型非モテが、恋愛工学を習得して脱非モテを企むブログです。バッティング指導させたら日本のブロガーでもトップクラス。

横浜ブルース

最近ようやくお酒が飲めるようになった。

以前はビール一杯で頭痛の嵐でとても楽しくなんてなかったが、ここ3日、量は少なくとも気持ち悪くも頭痛くもならずにお酒を楽しめている。

30歳手前にして体質が変わるなんて、こんなこともあるんだな。

 

さて本題。

先日、教え子の一人と飲んだ。もちろん男だが。

単刀直入に言うと、彼はスーパーナンパ師に化けていた。元彼女との壮絶な別れが彼をそうさせたらしい。各地でナンパを成功させ、あまつさえコリドー街で年上の女性をひっかけ、食事をごちそうになる日々が続いているというではないか。

 

・・・盗めるモノは全部盗んでみよう。そう思った。

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数時間行動を共にし、バーや汚い(失礼だが)立ち飲み屋など、数軒ハシゴしたわけだが、際立った彼の特徴は以下の四点だった。

・自分を語るストーリーがある

→経験や知識をしっかりと言語化し、それを伝えることができていた。アウトプットが非常にうまいのである。彼の話しは単純明快、それでいて言いたいことははっきりとわかる。自らの経験をきれいな文章にアウトプットし、ストーリー化することによって 経験値 として自分のものにし、それによって自分に自信を持っているようだった。

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・誰とでも臆せず話せる。しかも本気で相手を知りたがり、本気で自分を知ってもらおうとしている

→すごく自然に相手に質問する。質問攻めにしている、という印象は一切受けない。しかし明確に会話の主導権を握っていた。下心が見えないのか、他のナンパ師が話しかけたときは怪訝な表情をしていた女性が、彼と話しているときは表情がかなり和らいでいて、長時間対応していた。「ビフォア・サンライズ」のジェシーさながら、自分を語り、相手の話しを聞いていた。

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(恋愛工学徒御用達の映画のようだ。まだ見てない人はプライムビデオで!)

・自分を想っている女性とそうでない女性、明確に区別し対応を変える

→「この人は自分のことを真剣に考えてくれる人だ」それが彼の人を見るときの境界線らしい。そうではない人の場合は、自分本位でガンガン要求する。この人との関係は別に終わってもいいし、と思うのだそうだ。だから一夜限りが大量に発生するし、また求められて都合が良ければオッケー、サヨナラならサヨナラでもいい、と。逆の場合では一夜を共にしても手を出さないこともあるし、男性であれば定期的に飲みに行くそうだ。まさにナチュラルモテマインドではないか。

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・とにかく行動する

→学生で金銭的に余裕があるわけではないが、とにかく外に出て、飲みに食事にいきまくっているらしい。色々な人の話しを聞いて参考にしたい、全世界の人の話しを聞きたいし全世界の人に自分のことを知ってほしいんです、とはにかみながら言った彼は、とても就活で悩んでいる一般的な大学生には見えなかった。

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自分より優れたモノを持つ人間は、年齢が上だろうが下だろうが関係なくすごいと思う。今回も本当なら教えを請いたいくらいだ。ただ、立場上そういうワケにはいかない。(一応これでも僕は教育者なのだ!)

バーで立ち飲みで就職の相談を受けている最中に、彼が突然隣の女性をナンパ・・・連絡先を聞こうとしたわけではないので会話というのが正しいのかもしれないが。し始めたときにはどうなることかと思ったが、結果として隣で色々な行動を見ることができた。

ちなみに彼がナンパをしている最中僕は黙って隣にいたワケではない。

じゃあ何をしていたか?

 

僕はおっさんと話をしていた。謎である。

結局おっさんとラインを交換し、いまだにおっさんから今度合コンするからこいよ!とお誘いを受けている。これも何かの縁なのかな。

 

あの日、僕は精進を誓った。出来事一つ一つから何かを学び、それをブログという形でアウトプットしていこうと思う。今日の学びのまとめ。

①自分を語るストーリーを持つ

②マインドはボトムギバー

③何よりも行動

また次回。

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